【新生活】夜の冷蔵庫がうるさくて眠れない?「故障」と「正常」の見分け方と対策

引っ越し作業もひと段落し、ようやく新居で迎える静かな夜。
明日に備えて眠ろうとしたその時、暗闇の中で「ブーン……」と響き渡る低い音に、目が冴えてしまったことはありませんか?

「この音、こんなに大きかったっけ?」
「もしかして、どこか壊れているの?」
「明日、管理会社に苦情を入れた方がいいのかな……」

一度気になり始めると、時計の針の音と同じように、耳から離れなくなってしまうものです。
特に一人暮らしを始めたばかりの部屋は、まだ家具が少なく音が反響しやすいため、冷蔵庫の些細な稼働音が必要以上に大きく聞こえてしまうことがよくあります。

でも、安心してください。
その音のほとんどは、冷蔵庫が一生懸命に働いている「正常なサイン」であり、故障ではないケースがほとんどです。

この記事では、深夜の不安を解消するために、冷蔵庫から聞こえる音の正体と、今すぐ自分で試せるチェックポイントを分かりやすく整理しました。
まずは落ち着いて、あなたの部屋の冷蔵庫がどのタイプに当てはまるか、一緒に確認していきましょう。

この記事を書いた人:やっさん

在宅エンジニア|31歳

過去7回の引っ越し経験をもとに、”失敗しない新生活のコツ”を発信中。
一人暮らしから同棲、在宅ワークに適した環境選びまで、実体験に基づく情報をお届けします。
「暮らしの最適化」が好きで、日々の生活をちょっと良くするためのアイデアを探求中。

📍趣味:文鳥とまったり遊ぶこと

目次

結論:その「音」、実は多くの人が経験しています

冷蔵庫の音がうるさいと感じるのは、あなたが神経質だからではありません。
新生活において、冷蔵庫の音が「異常に大きく聞こえる」のには、物理的な理由があるのです。

まず知っておいてほしいのは、「放置していい音」と「対策が必要な音」は明確に違うということです。

  • 放置していい音: 冷蔵庫の「心臓」が動く音や、冷やすための「ガス」が流れる音。これらは、部屋が十分に冷え、設置環境が整えば自然と落ち着いていきます。
  • 対策が必要な音: 本体がどこかにぶつかって震えている音や、明らかに金属がこすれ合っている音。これらは、少しの調整で劇的に静かになる可能性があります。

まずは、今聞こえている「音の種類」から、その正体を探ってみましょう。

擬音でチェック!その音の「正体」と「安心度」

冷蔵庫は、私たちが思っている以上に「おしゃべり」な家電です。
今聞こえている音が以下のどれに当てはまるか、耳を澄ませてみてください。

「ブーン」「ジー」という低い連続音(安心度:高)

  • 音の正体: コンプレッサー(圧縮機)の稼働音
  • 解説: 冷蔵庫の「心臓」にあたる部品が動いている音です。中を冷やすためにモーターが回っている状態で、最も一般的な稼働音です。
  • 新生活のポイント: 設置してすぐや、夏場は、設定温度まで一気に下げようと「フル回転」するため、通常よりも音が大きく、長く続く傾向があります。

「ポコポコ」「シュー」「チョロチョロ」(安心度:高)

  • 音の正体: 冷媒(冷却ガス)がパイプを流れる音
  • 解説: 内部のパイプを通って熱を運んでいる音です。水が流れるような音がするので「水漏れ?」と不安になる方も多いですが、これは正常に冷やしている証拠です。
  • 安心の理由: 運転が止まった直後などにも、残った圧力が移動して音がすることがあります。

「カチッ」「コン」「パキッ」(安心度:高)

  • 音の正体: 電気部品の作動音、または内部の膨張・収縮
  • 解説: 温度調節のためにスイッチが入る音や、庫内のプラスチックが温度変化によってわずかに膨張・収縮した際に出る音です。
  • 安心の理由: 故障ではなく、自動霜取り機能が働いている際などにもよく聞こえる音です。

「ビリビリ」「ガタガタ」「ブブブッ」(要確認)

  • 音の正体: 本体や周辺物の「共振(きょうしん)」
  • 解説: 冷蔵庫の微細な振動が、他のものに伝わって増幅されている音です。
  • チェックポイント: 冷蔵庫の横に貼ったマグネットや、上に置いた電子レンジ、あるいは本体が壁に触れていませんか? これらは「故障」ではなく「置き方」の問題なので、自分で解決できる可能性が高いです。

なぜ「新生活」の冷蔵庫は音が大きいのか?

一人暮らしを始めたばかりの時期に、特に音が気になるのには明確な理由があります。

冷却が安定するまで時間がかかる

冷蔵庫は一度冷え切ってしまえば、あとは温度を維持するだけなので静かになります。
しかし、電源を入れた直後の24〜48時間は、空っぽの庫内を全力で冷やし続けるため、最大のパワーで動き続けます。

「水平」が出ていない

賃貸物件のクッションフロアは柔らかいため、重い冷蔵庫を置くとわずかに足が沈み、本体が傾くことがあります。
この傾きが、内部のコンプレッサーの振動を大きくし、騒音の原因になります。

部屋に家具が少ない

これが意外と大きな理由です。
カーテンやソファなどの布製品が少ない入居直後の部屋は、音が壁で跳ね返りやすく、小さな音が「エコー」のように増幅されて響いてしまうのです。

自分でできる静音化チェックリスト

「故障かな?」と疑う前に、以下の4点を試してみてください。意外なほどあっさりと音が静かになることがあります。

壁から「こぶし1つ分」離れているか?

冷蔵庫が壁に近すぎると、放熱がうまくいかずフルパワーで運転し続けることになります。
また、振動が壁に直接伝わって「ブーン」という音が反響しやすくなります。
横や後ろを5cm以上(こぶしが入る程度)離してみてください。

「4本の足」がすべて床についているか?

手で冷蔵庫を軽くゆすってみてください。ガタガタ動くなら、足が1本浮いています。

冷蔵庫の下にある「調節ネジ」を回して、4本の足がしっかり床に接地するように調整しましょう。
これだけで共振音が止まるケースは非常に多いです。

上に置いたものが震えていないか?

電子レンジ、トースター、あるいは余った割り箸など、上に置いた小物が冷蔵庫の微細な振動で「チリチリ」と鳴っていることがあります。
一度上のものをすべてどかして、音が変わるか確認してみましょう。

ドアポケットに「重い瓶」が集中していないか?

片側のドアポケットだけに飲み物を詰め込むと、重量バランスが崩れて本体が歪み、異音の原因になることがあります。
中身を均等に分散させてみてください。

最後のセクションでは、物理的なチェックを終えてもなお、静かな夜に音が気になってしまう方へ向けた「現実的な解決策」を提示して締めくくります。


どうしても眠れない場合の現実的対処法

「故障ではないことはわかったけれど、やっぱり気になって眠れない……」 そんな繊細な夜を過ごしているあなたへ。
今すぐ、あるいは明日から取り入れられる「音との付き合い方」を提案します。

耳栓をする

最も手軽で、コンビニにすぐ行けるなら今夜からでも試せる方法です。
特にワンルームで枕元に冷蔵庫がある場合、どれだけ静音設計であっても無音にはなりません。

シリコンタイプ: 圧迫感が少なく、耳が痛くなりにくいのが特徴です。 最近では、特定の周波数(不快な機械音など)だけをカットし、アラームの音は聞こえるような高機能な耳栓も1,000円〜3,000円程度で手に入ります。

低反発のフォームタイプ: 自分の耳の形にフィットし、冷蔵庫の低い「ブーン」という音を効果的にカットしてくれます。

やっさん

これまでの生活で耳栓をしたことない人にとっては、耳栓をすること自体が慣れてなくて眠りにくくなるかもしれません。
しかし耳栓をしての睡眠は、旅行先や宿泊先だけでなく、迷惑な隣人が越してきた時など便利な場面が非常に多いです。
長期的に考えたら、耳栓をして寝れるようになっておくことはメリットが大きいので、これを機に慣れておくのも一つの手かなと思います。

「防振マット」を敷く(もっとも効果的)

冷蔵庫の足の下に敷く、厚手のゴム製マットです。
床に伝わる振動を直接カットしてくれるため、低音の「ブーン」という響きが劇的に軽減されます。
1,000円〜2,000円程度で購入でき、階下への騒音対策にもなるため、新生活の投資として非常におすすめです。

「ホワイトノイズ」を味方につける

シーンとした無音の部屋では、小さな音ほど際立って聞こえます。
あえて空気清浄機を回したり、スマホで「雨の音」や「焚き火の音」などのホワイトノイズを薄く流したりしてみてください。
脳が冷蔵庫の音を「背景の一部」として処理しやすくなり、驚くほどスッと眠りにつけるようになります。

キッチンと居間の間に「仕切り」を作る

ワンルームなどで枕元に冷蔵庫がある場合、突っ張り棒で厚手のカーテンを吊るすだけでも、高音域の動作音を和らげる効果があります。

まとめ:あなたの新居が「馴染む」まであと少し

新生活の始まりは、心も体も自分が思っている以上に敏感になっています。
冷蔵庫の音が気になってしまうのは、あなたが新しい環境で一生懸命に自分の居場所を作ろうとしている証拠でもあります。

  • まずは2日間、様子を見てください。 冷蔵庫が冷え、部屋に家具が増えれば、音は必ず落ち着いていきます。
  • 水平と壁の隙間を確認してください。 わずか数センチの調整で、悩みは解決するかもしれません。

もし数日経っても不安が消えないときは、遠慮なく管理会社やメーカーに相談して良いのです。
自分の「安心」を確保することも、立派なインフラ構築の一つですから。

今夜は少しだけ音楽をかけたり、耳栓を使ったりして、ゆっくり休んでください。
数週間後には、その音さえ気にならないほど、今の部屋があなたにとっての「当たり前の場所」になっているはずです。

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この記事を書いた人

在宅エンジニア|31歳

過去7回の引っ越し経験をもとに、"失敗しない新生活のコツ"を発信中。
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